自分の健康は自分で守るために
5年前、3.11の大惨事をテレビで見ながら、自分の無力さを痛感したことを今思い出しています。
整体の仕事をして肩こりや腰痛を楽にしても、こんなに困っている人のために私ができることは…ない。
人のために役に立ちたいと思って整体の仕事をしているのに、なんだ!!
と自分を責めました。
そこで、これからのために何ができるか?考えた結果、「自分で自分の健康を守れる人を増やすことをしよう」と思いつきました。
それまでに身に着けた、整体の技術や体のしくみ、運動療法などを教える「からだのしくみコース」をはじめました。
これが今の「B-fit セルフケアレッスン」の原型です。
そして、1月から始まったタッチフォーヘルスの公式講座へ変遷してきました。
一治療院の「からだのからだのしくみコース」とは段違いに違う、世界的に広まっている健康法のタッチフォーヘルス・キネシオロジーの講座を受けた方からの感想を読むと、これを伝えて本当によかったと思うことばかりです。
元気回復のための寝具を開発してオススメしてきましたが、地震で家が倒壊したら、モノは役に立たなくなってしまいます。
モノではなく、自分の中に、各人が「自分の健康を守れる確かな知恵」を身に着けておけば、いざという時に役に立ちます。
今回の地震でも、キネシオロジーの従事者の方々はこぞって、いざという時の対処法を投稿されています。
「知識や技術は宝とよー、やぶさきさん。誰にも盗むことはできんからね。」
と熊本のインストラクター仲間のみどりさんが言っていた言葉が頭から離れません。
自分の健康は自分で守ることの大切さをこれからも伝えていきたいと思いを新たにした一週間でした。